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Hommage Chronograph (H37 65 0 9.43) by kouchan様

(はじめに)

私は、この4月で39歳となり、来年が30代最後の年になろうとしています。そんな中、自分の時計に対する選択眼はこれで良かったのか?ちょっと流行に左右されすぎてないか?ふと、そう思う日々が続きました。 そして昨年の関西オフ・・・おー!ロジェ!へぇーすんごい・・・2本のロジェが、私の頭の中にインプットされた瞬間でした。そう、ロジェにかかわらず、40歳手前になった選択として、一生モノとしてずっと愛用できることが、大事ではないか?!と思うようになっていくのです。仮に一生、愛せる(愛したい)時計とは・・・ 私の出した結論は、ベースにオールドムーヴメントを搭載したクロノグラフでした。そして流行に左右されない、普遍的価値を持つような時計がいいなと。ですから、ロジェにこだわらず、いろんなクロノグラフを物色していくことになります。(ブレゲ・クラシック・クロノは最後まで候補として検討しました。) そして、今年のお正月、とある方から年賀状が届きます。そこには一言、「ROGER DUBUIS」・・・ 普通、ロジェ GOGO!とか、早くロジェまってまーす!なんて書かれると思いますが、この一言には、はっきりいって参りました。(笑)「ROGER DUBUIS」・・・あぁ・・なんて心地の良い響きなのででしょうか・・・(←完全にその気になっている) また、PKのトリプルレトログラードを正規で購入される方がおられ、これにも深い感銘を受けてしまいました。40歳になっても50歳になっても、満足して所有できる時計・・・そんな時計を選んだつもり(?)です。

(ムーヴメントについて)

私はクロノグラフが好きです。今までエルプリメロ(ロレックス改)、ジャケ・フドロワイアントを経験しましたが、ハイビートの高性能ムーヴには本当に感心させられました。しかしながらよりクロノムーヴの性能・特徴を追求していくと、70年代以前(クォーツ全盛期以前)に活躍したオールドムーヴメントに惹かれていきます。チラネジ付のテンプ、スワンネック付の微調整装置、コラムホイール等々・・・ RD65は、当時の技術力に限りなく近い性能をもった数少ないムーヴメントだと思います。またジェネーブシールの規定に沿った各パーツの仕上げや面取りの精度は、まさに芸術的ともいえる美しさ。よく彫金などで、ムーヴメントに花を沿える見せ方がありますが、機械本来の加工精度を追求した結果の美しさは、また格別なものがあります。特に気に入っているのは、たとえ小さいパーツでもペルラージュ、ポリッシュ、ヘアラインと3つの仕上げを面ごとに施している点、本当に凄いムーヴメントです。運良くワンプッシュを入手できましたが、構造が複雑な分、デリケートなので故障がちょっと心配です。

(デザインについて)

私は少なからずデザインに携わる仕事をしています。常に新しいカタチ・空間を求めて、前にデザインしたものを否定することから、新しいデザインを考えていきます。時計選びについてもデザインを重要にしてきたつもりです。しかし、今回は一生モノを選ぶということで、敢えてデザインの凝ったカタチは避けようと考えました。デザインされたものは新しいデザインによって塗り替えられる。一生、新鮮でいられる時計のカタチは、やはり丸型なのかなと思いました。文字板は40〜50年代のクロノグラフのデザインをモチーフにしていますが、ちょっと複雑すぎるかなと・・・贅沢をいうと、数字よりもバーインデックスが好みです。ロジェには、5種の素晴しいデザインのシリーズがありますが、私は一番シンプルなオマージュを選びました。(シンパシーは当初、本当に欲しかったですが・・・)

(大きさについて)

私は大きな時計が大好きでした。(笑) 大きい=物欲を満足させる・・・こんな図式が以前はあったと思います。今回はそんな自分への戒めも込めて、普通(37o)のサイズを選びました。流行りもあって、サイズは拡大傾向にありますが、一生モノとしての時計の定番サイズは37oではないでしょうか?(過去の名機たちは、みなこのあたりのサイズです)と、勝手に思い込んでいます。(笑)なにより、腕周り15センチの私の細腕には、この37oがジャストフィットします。本当に自分に合うサイズが見つかりました。

(最後に)

購入したお店は東京の某店です。ロジェの場合、自分の希望するモデルを探すのは至難の技、ですから高額な分、決断をするのに相当勇気がいりました。(笑) 私の場合、超お気に入りだった2本を断腸の思いで放出しましたが、この決断をして本当に良かったと思っています。新品の並行品ですが、正規品定価(376万円)より相当安く購入できましたので、文句のつけようがありません。もう、この1本があれば、他には何も要らない・・・そう思える時計です。(←うっそで〜す!次はデザインの凝りに凝った時計が欲っし〜な〜!)


Roger Dubuis - Data